重度の介護が必要な状態のため、在来のお風呂をシステムバスに交換してほしいです。

　施工事例データ

在来浴室をシステムバスに交換工事

堺市東区

	介護ケアセンターに紹介してもらいました。

タイル張りの在来工法の浴室です。 介護が必要なため、入浴する方も介護する方も利用しやすいお風呂にしたいとシステムバスへの交換をご依頼いただきました。 タイル張りのお風呂では補助する側にもリスクがともないます。 被介護者の体を洗う際に硬いタイルに膝をつくとかなり負担がかかるのもそのひとつです。 介護者は被介護者の体を持ち上げて浴槽に入れたり支える必要があるため、すべりやすい床ではともに転倒してしまう可能性もあります。 被介護者だけでもある程度のことができるようになれば、筋力の衰えを防ぐことができ、気持ちも明るくなるかもしれません。 みんなが安心して入浴できるお風呂にしましょう。

浴室の出入り口に段差があります。 高齢者や障害がある方にとっては小さな段差でさえ困難に感じます。 もしつまずいて転倒してしまったら大ケガにつながり、さらに動くのが難しくなる場合もありますので、フラットな出入り口にしましょう。

浴室土間のタイルをはつって浴槽を撤去し、解体していきます。

モルタルで下地をつくり、給排水設備工事や電気工事を行います。

システムバスを搬入して組み立てます。

ゆったり快適な浴槽の明るい浴室に仕上がりました。 設置したシステムバスは、リクシル リノビオフィットです。 浴槽のエプロンをラウンド形状にしたことで、洗い場スペースが広がりました。 また、またぎ高さ約450mm・高低差30mmと洗い場と浴槽の高低差を低減し、バランスを崩しやすい浴槽への出入りをサポート。 床は水はけをよくし、滑りにくさに配慮しました。

浴槽内や浴室内での動作をサポートする手すりを設置しました。

洗面所と浴室との段差を抑える低段差ドアで段差がなくなり、浴室出入りがラクになりました。 浴槽をまたぐときにバランスを崩してヒヤッとした、、 段差につまづきそうになった、、 という経験が誰しもあると思います。 ご家族に介護が必要になった時にしっかりサポートできるか不安な方もいらっしゃるでしょう。 特に昔ながらのお風呂は、転倒やヒートショックのリスクが高いので、大きな事故が起こる前に対策したいところです。 そこで介護者や被介護者の負担軽減のため、将来の備えとしてのリフォームが増えています。 ＜リフォーム内容＞ ・ 段差をなくす ・ 滑りにくくやわらかい床材にリフォーム ・ 手すりの設置 ・ 安全に出入りできる高さの浴槽にリフォーム ・ 浴室暖房の設置　など 介護用お風呂にリフォームする場合、介護保険や国や自治体の補助金制度を利用できることもあります。 歳を重ねても安心して入浴できるお風呂にしたいとお考えの方、ぜひご検討ください。